物怖じせず、にこにこと話しかけてくる彼女は笑うと目がなくなるほど無邪気な笑顔を見せてくれた。●ぷよぷよ【ゆゆ】22歳 (T154・92・63・89)

デリヘル

プラスサイズモデルという言葉を近年しばしば耳にするようになってきた。ファッションショー、広告、SNSなどで一般的にはあり得ないほど細いモデルたちではなく、身の回りにいるリアルなサイズに近い彼女たちがポジティブに取り上げられている。人種や性別、思想や宗教、様々な要素で多様性が認められ受け入れられていく潮流の中で当然体型もその一つだ。日本に於いても渡辺直美さんのように自分の体型を前面に押し出して活躍していらっしゃるのはとても喜ばしいことだと思う。多くの人があるがままの自分自身を受け入れ、他者との差異を認め合えるそんな世の中がもうそこまで来ているのではないだろうか。

私、門戸志郎は風俗での多様性、ダイバーシティという点においては人一倍持ち合わせている自信が少なからずある。様々な業種の風俗をデラシネの様に彷徨ってきた私だが、太った女性には若いころから何故か心惹かれていた。ふくよかな女性のムチムチとした肉感は私の情念を燃え上がらせるのに欠かせないファクターの一つである。とあるぽっちゃり系の店舗で彼女を見つけたのは平日の仕事終わりのことだった。プロフィールや写メ日記の写真はまるでアイドルのようなルックス、容姿で何故いままで見過ごしていたのかと後悔したほどだ。しかし、そのまま喜べないのが風俗の難しいところだ。ここまで素晴らしい容姿だとどうしてもパネルマジックを疑わざるを得ないのだが、私は半信半疑の気持ちながらもついつい予約の電話を入れてしまった。もしこれがパネルマジックとしたらそれはそれで見事なテクニックであり悔いはない。そう決意した私は静かに車を走らせ馴染みのラブホテルへと向かった。

このホテルを定宿にしてどれくらい経つだろうか。そんなことを思いながらソファでゆっくり電子タバコを燻らせていた。特に理由もないのだが決まってこのホテルを利用するようになっておそらく10年以上は経過しているはずだ。特に目新しい設備があるわけでもなく値段も特段安いわけでもない。自分でも不思議なのだがそれでも決まってここを選んでしまう。そう言えば知人の飲食店経営者の方がこんなことを言っていた。特別に美味しいわけではないのにお客さんが入るお店が理想的だ。だから8番ラーメンは素晴らしいと。そんなことを思い出していると小さなノック音が部屋に響く。この音を聞くのも何度目だろうか。私はそそくさとドアを開けた。

やってきたのは20代半ごろであろうか、サイトでみるよりもやや落ち着いたおっとりとした女性であった。物怖じせず、にこにこと話しかけてくる彼女は笑うと目がなくなるほど無邪気な笑顔を見せてくれた。サイトの写真はやや加工が過ぎていたが愛嬌のある笑顔にそんなことはどうでも良くなっていた。体型はさすがぽっちゃり系の風俗嬢である。見事な割腹の良さに惚れ惚れしてしまう。雑談もそこそこにシャワーを済ませベッドに移動すると彼女にそっと抱きついた。柔らかく身を包む安心感と弾力にすぐに臨戦態勢に突入する。プレイに関しては、まだまだ辿々しい部分を感じられたが彼女の真面目に取り組む姿勢にはとても好感が持てた。私の経験上太った女性の秘部は独特の感覚があるように思う。薬指をそっと挿入してみると指全体を包み込むようなざらざらした感覚で締め上げてくる。私はまるで別の生物であるかのようなその感覚をじっくりと指で堪能しながら、彼女の右手の動きによりゆっくりと果てた。そのまましばらく彼女の腕の中に包まれながら余韻を楽しんでいた。

門戸 志郎

門戸 志郎

哀愁漂う風俗と酒場を求めて今宵も福井の街を彷徨う… 自らの20年以上に及ぶ風俗体験を徒然なるままに記した『福井風俗体験記』 是非一度ご覧になってください

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