彼女は両膝の隙間にするりと滑り込み柔らかな手つきでゆっくりと私の服を剥ぎ取っていった… ●福井性感回春アロマSpa 【七瀬めい】23歳(T155・83・56・84)

性感マッサージ

12月も半ばを過ぎ、街は一層慌ただしさを増している。コンビニやスーパー、デパートどこに行っても押し寄せてくる赤白のコントラストにはやや食傷気味ではあったが、私の心持ちや足取りが普段より少しリズミカルで軽やかになるのは否めない。今日は朝からゆっくりと雨が降っていた。陽もだいぶ傾き冷え込みも厳しくなってきている。私はコートの襟を立てポケットに手を突っ込みながら小走りで駐車場へと向かっていた。早くしないと予約の時間に遅れてしまう。車に乗り込み急いでホテルへと向かった。

なんとか時間に間に合いほっとしていると、小さくノックの音が響いた。幾度と経験を重ねてもこの時の心の高揚には慣れることはない。そっと近づいてドアを開けた瞬間にはっきりとした声で「こんばんは」と聞こえた。そこには黒髪の女性が笑顔で立っていた。おおよそ風俗には似つかわしくない容姿に私はいささか戸惑いを隠せなかった。部屋に迎え入れると、私と向き合いしっかりと自己紹介をする彼女は必要以上に礼儀正しくこちらが恐縮してしまう程だ。淡い桃色の薄い唇が白い肌に綺麗に浮かんでいる。透明感のある顔はプロフィールの年齢よりも幾分か若く見えた。幼い笑顔の彼女にコースや時間、マッサージの希望を伝えると、私はオプションを2つ追加した。自分への少し早いクリスマスプレゼントだ。

ベッドに腰かけると、服を脱ぎ下着姿になった彼女は両膝の隙間にするりと滑り込み柔らかな手つきでゆっくりと私の服を剥ぎ取っていった。その間に少々の愛撫があったことは言うまでもない。全裸となった私は浴室に向かい、肩までゆっくりと湯船に浸かると身体も温まり落ち着きを取り戻しつつあった。しばらくすると薄い紫紺の水着に着替えた彼女がそっと入ってきた。背徳感のある小さくて形の良いお尻、胸も小ぶりだがくっきりと位置のわかる二つの突起に妙に心惹かれた私は準備を進める彼女をじっと凝視していた。洗い場に移動し彼女はローションとボディソープを混ぜた魅惑の泡でゆっくりと身体を洗いはじめた。妖艶な手つきで全身を丁寧になぞられてゆくとだんだんと息遣いが大きくなっていくのがわかった。なんとも形容しがたい触感の泡に包まれ、ただじっと快楽に浸りながらこの時が永遠に続けば…などと考えては悦に入っていた。ふと気づくと先程までの幼い笑顔から一転してじっとりとした色気を孕んだ瞳の彼女が真っ直ぐに私を見上げていた。

ベッドの上では、俯せ、仰向け、四つん這いと様々な体位で彼女に責め立てられた。その間私はじっと目を瞑りわざと視覚を遮断していた。感覚を一つ閉ざすことでその分の神経細胞が他の感覚を鋭敏にする。私の触覚は普段の何倍にも研ぎ澄まされ脹脛を触られただけでも声を漏らす程だった。彼女のしなやかな指の動きが見事な快楽の旋律を奏でる。10本の指がそれぞれ別々の生き物の様に力強く滑らかに性の鍵盤をとらえ、私は抒情的な悦びのアルペジオを叫び続けた。音階と快感が二人三脚でより高みへとどんどん登っていく。やがて私は顔の前にある彼女の秘部から漏れる卑猥な香りを吸い込みながら、ねっとりとした右手の上下運動により大きく果てた。

残り時間も少なくなり手早く片付けをする彼女を電子タバコをふかしながら眺めていた。彼女が小さく抱擁しながらお礼を述べ小走りで出て行った後、私はゆっくりと服を着てホテルを後にする。外へ出てみるとまた一段と寒さが増したような気がした。朝から降り続いている雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう。私は一人鼻歌混じりで帰路についた。

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門戸 志郎

門戸 志郎

哀愁漂う風俗と酒場を求めて今宵も福井の街を彷徨う… 自らの20年以上に及ぶ風俗体験を徒然なるままに記した『福井風俗体験記』 是非一度ご覧になってください

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